◆今崩(いまくずれ)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大町」(昭和24.11)を使用したものである
所在:小川村瀬戸川(せとがわ)
地形図:高府/大町
形態:山道沿いに家屋が散在する
標高:800〜900m
訪問:2008年5月
神楽岡(かぐらおか)集落の北にある。古い地図では3軒くらいの建物が見られる。
現地では蔵が残る屋敷跡が2箇所(うち1箇所は母屋の木組みが残る)(写真2・3)、何かの敷地が1箇所、墓地(伊藤姓・和久姓)を2箇所見つけることができた(写真4)。訪問時は沢之宮・神楽岡各集落の間にある分岐より山道を登っていったが、李平・白地を結ぶ林道から下ったほうが近い(手元の地図には道が載っていなかった)。
資料『桐山の民俗』によると、文政8(1825)年5戸(「馬曲村絵図」)、天保10(1839)年5戸(同)、明治35年5戸39人、昭和47年3戸15人。巻末の「話者一覧表」では、4名が和久氏、2名が伊藤氏。
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