◆初田(はった)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「舩津」(昭和29.5)を使用したものである
所在:高山市上宝町長倉(かみたからちょうながくら)
地形図:長倉/船津
形態:山中に家屋が集まる
標高:約770m
訪問:20011年6月
高原(たかはら)川右岸、長倉集落の背後山中にある。
現在も田畑の耕作が行われ、人の手が行き届いている。集落の外れ、および林道を少し奥まで進んだ場所で神を祀った場所が見られた(写真4・5)。
訪れていた旧住民の話では、かつては8軒で「初田八軒」と呼ばれていたという。豪雪などにより、昭和50年代に転出。山仕事・炭焼き・田が主な仕事だった。集落外れにある祠は、「荒神(こうじん)様」とのこと。
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