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◆名倉(なぐら)

所在:東栄町西薗目(にしそのめ)
地形図:三河本郷/田口 中部/佐久間
形態:山中に家屋が集まる
標高:約200m
訪問:2025年4月

 

 大字西薗目の南部、大千瀬(おおちせ)川右岸側の山中にある。
 最近の地形図でも地名と複数の建物が記されており、南部の2戸が現存。ほか道路の開鑿により半分ほどが失われた宅地もある。またやや離れた場所に墓地(大岩氏)が見られた。また集落付近の稜線には祠と石仏、さらに登るとスギの巨木があり、根元には小祠が祀られている。
 現在は
アセモ立地区より車道が通じているが、往時は下川角地区の東(「煮え渕」付近)から通じる山道が生活道であったと思われる。
 なお昭和34年・同43年発行の地形図を所持しているが、集落名・建物ともに記載がない。
 読みは諸地図サイトより。

 


写真1 林道名倉線起点

写真2 林道沿いの屋敷跡

写真3 家屋

写真4 家屋

写真5 屋敷跡。これより右手前側は、道路開鑿により土地が消失

写真6 貯水設備。タイルの文字で「用水」と見える

写真7 何かの跡

写真8 農地跡

写真9 墓地

写真10 祠

写真11 写真10そばの石仏。「西國三拾三所須礼」「元禄二己巳歳五月吉日」とある

写真12 巨木。根元に小祠が祀られる

 

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