◆茨川(いばらかわ)
所在:東近江市茨川町(いばらかわちょう)
愛知(えち)川の支流、茶屋(ちゃや)川の上流にある。かつては近江と伊勢を結ぶ宿場であった。古い地図では8軒くらいの建物が見られ、住宅密集地を示す斜線で網掛けがされている。君ヶ畑(きみがはた)集落より稜線を越える道・杠葉尾(ゆずりお)集落の上で茶屋川を遡る道・三重の北勢町【現・いなべ市】より治田(はった)峠を越える道があるが、茶屋川沿いのルートならば乗用車で行くことができる。
2003年11月 名古屋大学ワンダーフォーゲル部・OB会
町史によると、昭和41年11月最後の1軒が転出。林道が開通した昭和30年以降、過疎化が進んだという。多くは三重県桑名市・北勢町などへ転出した。主な生業は製炭。生活面では三重県に大きく依存し、治田峠を越え治田村(のち北勢町)で薪炭を売ったり食料・日用品を買ったりしていた。以下は学校の沿革。
※ のちの政所小学校
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![]() 写真3 集落手前の石仏(林道沿い) (以下2025年撮影) |
![]() 写真4 集落手前の石仏。左に2体、右の木の根元に1体(君ヶ畑からの道沿い) |
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![]() 写真5 君ヶ畑からの道より集落跡を望む |
![]() 写真6 家屋(=写真1) |
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![]() 写真7 家屋(=写真2) |
![]() 写真8 家屋の一部 |
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![]() 写真9 屋敷跡 |
![]() 写真10 神社。鳥居 |
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![]() 写真11 同。社殿 |
![]() 写真12 神社下の建物跡 |