◆壺(つぼ)
所在:多賀町壺
大字壺の中部、犬上(いぬかみ)川の支流沿いにある。富之尾(とみのお)と霜ヶ原(しもがはら)の、両地区の中間に当たる。 「角川」によると、大字壺はもと明治7年に成立した壺村(犬上郡)。霜ヶ原の出屋敷が独立したもので、享保2(1717)年小原の住民7名が霜ヶ原の荒蕪地をもらい受け、開墾したのが始まり。明治期は米のほか、苧綛・材木・杉板を生産していた。明治22年大滝村、昭和30年多賀町の大字となる。 昭和38年の航空写真には家屋のようなもの?が見られるが、同57年のものでは見られず、水田が広がる中に小屋が点在する程度。同21年のものは画像が粗く、水田の様子も分からない。
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![]() 写真3 水田跡 |
![]() 写真4 溜め池 |