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◆多賀新田(たがしんでん)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「奈良」(大正5.12)を使用したものである

所在:井手町多賀
地形図:田辺/奈良
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約300m
訪問:2024年5月

 

 大字多賀の北東部、南谷川(木津川支流)の上流部にある。

 現地へは田村新田(たむらしんでん)方面より整備された道路が通じているが、大正池付近より先は町の野外活動施設の管理地であったため、多賀方面より訪問。
 かつての水田は植林地や荒地となっているが、道路沿いにはいくらか茶畑やその跡地が見られる。
 確認できた宅地は、「代官屋敷跡」の案内看板がある平坦部のみ。説明によると昭和初期まで生活があったとのこと。また支流には「六体石仏」が見られ、説明によると明和8年の年号が刻まれているという。

 資料『南山城の歴史的景観』によると、当地は奥山新田とも呼ばれ、享保17(1732)年に幕府の代官が開墾可能な地を選定し、開発された新田という。

 


写真1 茶畑

写真2 茶畑跡に見られる石積み

写真3 代官屋敷跡への道と案内

写真4 代官屋敷跡

写真5 代官屋敷跡の石垣

写真6 代官屋敷跡そば、何かの遺構

写真7 六体石仏の案内と集落の説明板

写真8 六体石仏

写真9 農地跡

 

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