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◆金有(かなあり)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「津和野」(昭和25.12)を使用したものである

所在:津和野町内美(ないみ)
地形図:津和野/津和野
形態:谷沿いに家屋が少数集まる
標高:約250m
訪問:2024年11月

 

 大字内美の南部、高野川の支流沿いにある。
 訪れていた山林所有者(昭和21年生)によると、大きな家が1軒建っていたのを覚えているが、既に無住となっていたとのこと。かつて水田があった谷間は、近年の災害で発生した土砂を用いて平坦に造成されてしまったという。またかつての里道が右岸側に
残り、往時は馬車も通っていたという。
 現地では、屋敷跡のそばで古い道と墓地(藤井氏)が見られた。埋め立てにより、農地や宅地の痕跡は皆無。

 


写真1 水田跡(車道を含めた平坦部は、後年造成されたもの)

写真2 往時の道

写真3 屋敷跡


写真4 往時の道沿いの墓地


写真5 畑跡

 

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