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◆野広（のびろ）
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1／50,000地形図「防府」（昭和21.11）を使用したものである
所在：周南市垰（たお）
地形図：島地／防府
形態：谷沿いに家屋が集まる
標高：数m
訪問：2024年11月
大字垰の南西部、米光（よねみつ）本村の東の谷沿いにある。
地形図では下流側・神頭谷・米光の各方面より破線の道が記されているが、現在は米光方面より車道が通じ、車輛での訪問が可能。
水田は既に耕作されていないものの、所々に畑や植木、また鯉の養殖池もあり、時おりの訪問が窺える。
現地では4箇所の宅地（2箇所は家屋現存せず）や祠が見られ、宅地のそばには墓地も見られる（うち確認できたものは小田家・井上家）。最上流の鞍部ではどこからか通じる車道と交叉し、また古い石仏群がある。
「角川」の小字一覧には、垰に「野広（ノビロ）」があり、読みはこれに拠った。
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