◆梼(ゆず)

※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「高知」(昭和43.7)を使用したものである
所在:南国市亀岩(かめいわ)
地形図:土佐山田/高知
異読み:ゆす?
形態:谷沿いに家屋が散在する
標高:約200〜400m?
訪問:2015年1月
大字亀岩の北部にある。
現在は集落の入口付近が硅石の採鉱場となっており、この付近で谷が2つに分岐。このいずれの谷にも人家があったようだが、向かって左側の谷は未訪問。右側の谷には作業道が通じており、屋敷跡が1箇所と段々になった農地跡を確認。一部は樹木畑に転用されており、道沿いには小屋も見られた。
地元の方の話では、分かるもので4軒。離村は昭和34、5年頃か。炭焼きや自給用の畑で暮らし、炭焼きの衰退後は林業(杉林の管理等)をしていたという。
なお手持ちの地形図(昭和43年)ではルビが「ゆす」だが、最近のものでは「ゆず」となっている(下流の集落「釣瓶(つるべ)」も、なぜか昭和43年のものでは「つるへ」と濁らない)。
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