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◆西津(にしづ)



※ 明色部
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「三井樂」(昭和21.9)を加工し使用したものである

在:五島市岐宿町川原(きしくまちかわら)
地形図:三井楽/三井楽
アクセント:ニシズ
形態:海沿いの一軒家
標高:約20m?
訪問:(2015年5月・2025年8月)

 

 大字川原の北東部。惣津(そうづ)集落の北東に突き出た半島の南側の入り江にある。
 惣津で伺った話では、もと1軒(西津(にしづ)家)。半農半漁の生活をしていたという。昔から陸路はなく、船が住民の足であった。ただし潮が引いている時には徒歩で往来することもあり、また大浜との間には道があったよう。町内岐宿の水ノ浦(みずのうら)へ転出。

 2025年、大浜とともに徒歩での訪問を試みたが、半島の根元部分の「登屋ノ首(とやのくび)」から先は道がなく、また植生や地形の起伏のため安定して進むことができず、「鯨越(くじらごえ/クイラゴエ)(※)を望んだところで引き返した。なお潮位に不安があったため海岸伝いを歩くことは避けたが、時期を選べば到達も可能と思われる。

※ 地元の読み(クイラゴエ)は町郷土誌のルビより。「登屋ノ首」にも「トヤンクツ」とあるが、厳密には「トヤンクッ」と思われる(ルビの体裁上、小仮名が表現できない?)

 


(写真 道中にて鯨越を見下ろす)

 

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