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◆串島(くしじま)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「神浦」(昭和21.11)を使用したものである

所在:西海市大瀬戸町松島内郷(おおせとちょうまつしまうちごう)字松島
地形図:釜ノ浦/神浦
形態:海沿いに家屋が集まる
標高:数m
訪問:(2025年7月)

 

 大字内郷の北西部にある。
 資料『シマダス』によると、昭和28年3世帯9人(県統計年鑑)。以前は干潮時に松島と陸続きになる島であったが、昭和50年代に松島との間が埋め立てられ、同56年に竣工した松島火力発電所の用地の一部となっているとのこと。
 また資料『大瀬戸町歴史探訪』によると、埋め立て前の昭和52年8月に県教育庁により発掘調査が行われ、7世紀後半から末期にかけての土器や、炉跡と考えられる遺構を発見。さらに海面下では縄文時代の土器や石器類等が発見されたとのこと。

 現地は発電所の敷地内であるため、西の海岸を伝いできるだけ接近することを試みた。計画段階では直前の消波ブロックを伝って渡ることを想定していたが、実際のブロックは大型で隙間も多く、容易に進むことができないためここで断念。島の西半分を望むにとどまった。

 なお所属の字は、「松島字図」に拠った。

 


写真1 島遠景(フェリー発着所より望む)

写真2 発電所(後方の山が串島)

写真3 かつての瀬戸より島を望む

 

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