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◆小河内(おがわち)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「三田井」(昭和27.4)を使用したものである

在:日之影町見立(みたて)
地形図:大菅
/三田井
アクセント:オワチ
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約450m
訪問:2013年8

 

 大字見立の南部、日之影川支流の小河内谷沿いにある。
 付近で伺った話では、分かるもので3軒。離村は30年くらい前ではないかとのこと。
 現地では、右岸・左岸それぞれに1箇所ずつの屋敷跡を確認。右岸のものは林道沿いに墓地を見ることができる。

 町史によると、昭和60年代後期に無住となったとのこと。集落の読みは、聞き取り同様「おがわち」。昭和20年頃の概略図には佐藤氏・高見氏・佐藤氏(屋号「中ぞたり」)の3戸が記されており、高見氏は鉱山、中ぞたりの佐藤氏は林業に従事。付近には稲荷大明神や龍宮さんの小祠、その傍に2基の宝篋印塔がある。
 
なお鉱山(小河内鉱山)もあったようで、主に銅を産出。昭和後期と同9年から16年まで操業していた。
 また
当地までの道路は、町と高千穂営林署が共同で開鑿し昭和38年頃に開通したとのこと(さらに奥の千軒平までは、林業公社と山林地主により平成8年に開通している)。

 


写真1 屋敷跡(以下左岸)

写真2 屋敷跡にて

写真3 農地跡?

写真4 何かを祀ってあった場所?

写真5 墓

写真6 林道沿いの墓地(右岸)

 

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