◆熊ノ畑(くまのはた)
所在:高島市朽木麻生(くつきあそう)
大字麻生の中部、麻生川(安曇(あど)川支流)沿いにある。 村志(誌)によると、最近まで4戸であったが1戸が村内の市場(いちば)へ転出し、現在(昭和49年刊行)は3戸。田が1町余もあり、米は木地山(きじやま)と麻生へ売れるほど収穫できたという。冬は自分の山もしくは他の山を買って炭焼きをしたいた。ほか畜産として牝牛の肥育を行っていた。 現地では、県道付近と支流沿いに建物跡を確認。最近の地形図でも水田の記号が記されているが、現在耕作は行われていない。 なお「角川」の小字一覧には麻生に「熊畑」があり、見出しの読みはこれのルビ(クマノハタ)に拠った。
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![]() 写真3 建物跡 |
![]() 写真4 水田跡 |
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![]() 写真6 支流の建物跡 |