◆脇(わき)

※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「鹿兒嶋」(明治42.7)を使用したものである
所在:鹿児島市有村町(ありむらちょう)
地形図:桜島南部/鹿児島
形態:海沿いに家屋が多数集まる
標高:数m〜
訪問:2025年1月
有村町の中部にある。大正3年の桜島の大噴火により、流出した熔岩で潰滅した。 大まかな位置は、最近の地形図で100mの標高点の東方、111mと186mの標高点を結んだ線の中間あたりとなる。隣接する有村とはほぼ一つの町のようになっており、地形図上ではその境界は分からない。 現地は展望所より遠景を望んだのみだが、熔岩に深く覆われ跡形もない。
資料『大正三年 櫻島大爆震記』および『桜島大正噴火誌』によると、噴火に伴い170戸がたちまち焼き尽くされたとのこと。
噴火の経緯については、
瀬戸のページを参照。
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