◆椎原(しいばる)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「西方」(昭和21.10)を使用したものである
所在:薩摩川内市水引町(みずひきちょう) 地形図:西方/西方 形態:川沿いに家屋が集まる 標高:約40?〜120m 訪問:2024年5月
水引町の北部、草道(くさみち)川の上流にある。 集落の入口には「椎原地区・いやしの森」の絵地図の看板があり、集落跡を含んだ山林がハイキングコースとなっていることや、集落跡地に「炭焼き窯」が整備されていることが分かる。 現地には、下流側から上流側に亘って宅地が散在。管理された家屋や廃屋となって残るものもある。下流側の墓地では、十島姓を確認。 なお市史の「大字別小字」では、草道に下椎原・中椎原・上椎原が見られる。また集落地図によると、水引トンネルの坑口付近より上流を「椎原」の範囲としている。
写真10 「しいばる炭焼き窯」