◆谷ヶ内(たにがうち)
所在:西条市小松町石鎚(こまつちょういしづち)字谷ヶ内
大字石鎚の中部、中村の奥にある。加茂(かも)川支流の左岸側斜面。 ※ 2008年当時。現在は無住 2018年再訪。当地へは中村に最後まで住んでいた家の畑を横切るが、これも耕作が放棄されて久しく道が分かりづらくなっている。これを抜け植林地に入った後も、荒廃が進み道を失いやすい。現地では先述の倒潰家屋のほか、数箇所の屋敷跡を確認した。 資料『千足山物語』によると、往時の家々は以下のとおり(概ね中村方面より)。
なお古くは下に5軒、上に3軒。下の5軒は明治35年に北海道や九州へ集団移転した。入れ替わるように、この5軒を買い取った成藪や大平の人たちが入居した。上の3軒は、明治の終わりから大正の初めに小松の平地へ転出。
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![]() 写真2 道 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 写真3 屋敷跡 |
![]() 写真4 屋敷跡 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 写真5 屋敷跡 |
![]() 写真6 屋敷跡 | ||||||||||||||||||||||||
![]() 写真7 墓地 |