◆高取（たかとり） ※　この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「日田」（昭和22.2）を使用したものである 所在：八女市矢部村北矢部（やべむらきたやべ）字高取 地形図：十籠／日田 形態：山中に家屋が少数集まる 標高：約570m 訪問：2023年11月   　大字北矢部の西部、矢部川の右岸支流沿いにある。高取山（標高およそ720m）の南西斜面。 　現地には車道が通じ、高取山登山口への案内に従い車輛で容易に訪問することができる。登山道沿いには集落の墓地があるが、現在は管理されていないよう。小森・穴見といった姓が見られる。宅地は登山道から逸れた場所で2箇所（3箇所？）確認。また石仏を祀った場所も見られた。 　村誌には、「高取、三倉、山枳殻など一部の集落では、生活の多様化に対応が困難になり、村外へ転出してしまって、現在は一軒も残っていない」と言及されている（刊行は平成4年）。 　なお見出しの読みは、高取山の読みに倣った。また所属の字は、村誌の字図より。
写真1　高取山登山道案内	写真2　墓地
写真3　往時の道と農地跡	写真4　農地跡の石垣
写真5　屋敷跡	写真6　バイク
写真7　屋敷跡	写真8　写真7の遺構
写真9　石仏（トタンの下に頭部と肩が覗いている）	写真10　屋敷跡
写真11　墓の跡？	写真12　農地跡を横切る登山道