◆貝餅茶屋(かいもちぢゃや) 所在:那智勝浦町口色川(くちいろがわ)
大字口色川の北部にある。熊野参詣道のうち、中辺路(なかへち)の大雲取越(おおぐもとりごえ)に設けられた茶屋のひとつで、舟見茶屋と地蔵茶屋との間にある。 ※ 石堂茶屋は小雲取越の道中、熊野川・本宮各町の境付近にある茶屋であり、実際は地蔵茶屋のことを指すと思われる 以上の情報から、色川辻(いろかわつじ)と地蔵茶屋の間にある鞍部付近と推測。林道沿いや鞍部東側の平坦部も探索してみたが、手掛かりは皆無であった。 なお事後に閲覧した新宮市観光協会のガイドマップより、この推定地よりさらに南寄りに記されていることを確認した(表記は「粥餅茶屋」)。
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![]() (写真 推定地の風景。参詣道と林道が重複する) |