◆八瀬平(やせびら?)

※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「佐須奈」(昭和21.11)を使用したものである
所在:対馬市上県町佐護(かみあがたまちさご)
地形図:佐護/佐須奈
形態:海沿いに家屋が少数集まる?
標高:約10m〜?
訪問:2024年11月
大字佐護南西部の海沿いにある。
最近の地形図でも地名が記載されているものの、建物は見られない。
1960年代の航空写真では建物が2箇所見られ、いずれでもその痕跡が確認できた。1箇所は屋敷跡、もう1箇所は倉庫の類であったか。
訪問には南の沿岸の刈生・中山を経由したが、旧版地形図にも見られるように上部から通じる道も存在する(現地では未確認)。なお中山‐八瀬平間は大きな岩が転がる磯で、行き来には労力を要する。また潮位が高い時は通行が困難と思われる場所もある。
なお町誌には小字図が掲載されており、海沿いに字「八瀬平」が存在する。ただし海岸線が実際のものと一致しないため、当地が字八瀬平に属するのかは断定できず。
|